大きな開口窓から、冬の陽射し(日射熱)を取り込み蓄熱し、夜間の心地よさと暖房エネルギーの削減を図ります。
冬の群馬(南部)は、乾燥した北西のからっ風が吹く寒さと共に、日照時間がとても長いので、その日射熱を上手に取り込むことができれば、冬の心地よい暖かさを確保することができます。
目的: 冬期に開口部から日射熱を取得し、蓄熱して夜間に利用します。
効果: 暖房エネルギーを 5~40% 程度削減できます。
1 開口部の断熱手法(開口部断熱性の向上)
取得した日射熱の損失を抑制する断熱性の高い開口部を選択する手法です。
2 開口部からの集熱手法(集熱開口部面積の増加)
集熱面となる南向きの開口部を増設する手法です。
3 蓄熱手法(蓄熱材の使用)
床・壁・天井などに蓄熱効果のある熱容量の大きい材料を使用する手法です。